富士登山のお手伝いをしてきました。
といってもただ富士登山をするだけでなく、富士の樹海の清掃を行うというボランティア活動も含まれるプログラムのお手伝い。今では国民的に知られる野口健氏の活動として聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
今回の参加者はほとんどが大学生。社会人も数名いましたが、学生が多かったことが大変興味深かったです。
まずは富士山の清掃活動を行っている「富士山クラブ」にてレクチャー。廃校になった小学校はいい雰囲気です。
今回は監督の舟津さんが目星をつけていたというゴミスポットへ。出るわ出るわ、昭和のゴミが。大きなタイヤが40本、バンパー、冷蔵庫、塗料の缶、コーラの1.5L瓶など、1時間足らずでトラックが満載になりました。
最近は新たに投棄されるゴミはかなり減っているようですが、20〜30年前に捨てられたゴミはまだまだ青木ヶ原樹海に眠っています。なんだか時代を感じます。
そして、富士登山開始。この日は満月!ぼくは満月の明かりの中で富士山を登れるということがとても楽しみでした。
夕方6時半頃、東の空から月が昇ってきました。
7合目に宿泊し、0時30分に山頂目指して出発!
登山道は平日でもたくさんの登山者による行列ができていますが、結局のんびり登るので、あまり気になりません。
それよりも満月はやっぱり明るい!ヘッドライトがなくても問題ないくらいに明るかったです。
山頂まであと15分くらいというところで、「日の出劇場」の始まり!
初めて富士山を登るという参加者が多かったので、あまりの美しさにみんなから溜息がもれていました。ご来光を見ることができて良かったね!
全員が無事に登頂成功!おめでとう!
真夏だけど、標高3700mを越える富士山は当然寒い。
「こんなの夏じゃね〜よ〜」
とショックを受けている学生のみんながとても可笑しかったです。
ガイド仲間にも数人会えたのですが、ぼくが富士山にいることにみんなビックリしてました。ははは。
長い長い下山は、当然みんなへろへろ。これに懲りず、また富士山に来て欲しいな。ぜひ「2度登るバカ」になってもらいたいもんです。
今回はボランティア活動+富士登山というECOがテーマのいまどきらしいイベントでしたが、やっぱりこういったイベントに参加する若者は、素直というか意識が高いというか、変にすれていなくてとてもかわいく見えました。そして、これからの若者がみんなこうであって欲しいなとも思ったのでした。
今回声をかけていただいた主催のアドベンチャーガイズさんには、たいへん感謝です。とても良い経験ができました。ありがとうございました。
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